ホワイトニング
ホワイトニングについて
ホワイトニングとは
ホワイトニングは、薬剤などを使って歯の黄ばみや汚れを落とし、歯を白くする方法です。
ホワイトニングには大きく4つの種類があります。
オフィスホワイトニング
歯科医院で行うホワイトニングです。過酸化水素を使用し歯を内面から白くでき、即効性もあります。
ホームホワイトニング
ご自宅で行うホワイトニングです。歯科医院でマウスピースを作り、過酸化尿素を使用し歯を白くしていきます。効果が出るまで数週間かかりますが、より歯の内部まで薬が浸透するため持続性があります。
デュアルホワイトニング
歯科医院と自宅の両方で行うホワイトニングです。オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせたホワイトニング方法になります。即効性があり、さらに持続性があるため短期間で理想の歯の白さを実感しつつ、効果を長持ちできます。
セルフホワイトニング
美容サロンなどで自分自身で行うホワイトニングです。オフィスホワイトニングや、ホームホワイトニングと違い薬剤を使用しないため、歯の表面の汚れしか落とせません。ホワイトニングというより歯本来の色に戻す方法となります。
ホワイトニングのリスク・副作用
最も多いのが知覚過敏(ちかくかびん)による歯の痛みです。冷たいものや、甘いもの、歯ブラシの刺激、歯に風が当たるだけでも一時的に痛みがでることがあります。原因は、ホワイトニングの薬剤によって、歯の表面のペリクルという歯を保護している膜がはがれるからです。時間が経てば、歯を保護している膜は再生するため一時的な痛みなので心配はありません。
その他のリスクや副作用
- 後戻り
ホワイトニングの効果は一生続くものではないため、時間とともに歯の白さが戻ります。長持ちさせるには、色のつきやすいコーヒーやワイン、カレーなど控えたほうが良いでしょう。 - 色ムラ
自宅で患者さんが行うホームホワイトニングで起きやすい副作用です。マウスピースに塗る薬剤の量に差があると、歯の白さにムラが出ることがあります。ホームホワイトニングの方法に不安がある方は、担当歯科医師や歯科衛生士に相談してみてください。 - 吐き気
自宅で行うホームホワイトニングで起きやすい副作用です。マウスピースを長い時間口の中にいれておくため(1時間から1時間30分程度)慣れていない人は吐き気を感じることがあります。もし、吐き気が強くマウスピースを入れておくのが難しい場合は、オフィスホワイトニングを検討してもいいでしょう。 - 歯髄炎
ホワイトニング後に強いジンジンするような痛みが長く続く場合、ホワイトニングの薬剤が歯の神経に刺激し、炎症が生じている可能性があります。しばらく様子をみても、眠れないほどの痛みが続く場合は神経を取ることも視野に入れたほうがいいかもしれません。 - 口腔粘膜炎
オフィスホワイトニングで使う過酸化水素が口の粘膜にふれることにより、口の中がただれたりすることがあります。オフィスホワイトニングの処置前には、薬剤が粘膜につかないように保護剤を使用し予防するので、発症頻度は少ないでしょう。 - 歯ぐきの灼熱感
口腔粘膜炎と同じく、オフィスホワイトニングで使う過酸化水素が歯ぐきにふれることによって「歯ぐきが熱くてヒリヒリする」感覚が生じることがあります。しかし、オフィスホワイトニング前には必ず歯ぐき専用の保護剤を塗るのであまり心配はいりません。施術しているときに熱い感覚を感じたら、すぐに歯科医師または歯科衛生士に伝えましょう。
こんな方におすすめ
オフィスホワイトニングが
オススメの方
- 短時間で歯の白さを実感したい方
例えば、結婚式前や大事なイベントを控えている人や、1回の施術で効果を実感できるため、急いでホワイトニングをしたい方、すぐに結果を求める方にオススメです。 - 安心してホワイトニングを受けたい方
オフィスホワイトニングは、歯科医師または歯科衛生士のみができる専門的な処置のため、安心して治療を受けられます。
ホームホワイトニングが
オススメの方
- 仕事が忙しく何回も歯科医院に通えない方
専用のマウスピースを作ってしまえば、自宅でホワイトニングができるため通院回数を減らしたい方にオススメです。 - 歯の白さを持続させたい方
オフィスホワイトニングよりも、薬剤がじっくり歯の内部まで浸透してくため歯の白さを持続できます。 - 費用を抑えたい方
一般的にオフィスホワイトニングよりも、ホームホワイトニングの費用の方が安く設定されています。費用をおさえつつ、ホワイトニング効果を実感したい方には良い選択でしょう。 - 知覚過敏(冷たいものがしみる)が
こわい方
ホームホワイトニングで使う薬のほうが濃度が低いため、ホワイトニング後の知覚過敏が出にくい傾向にあります。
デュアルホワイトニングが
オススメの方
- すぐに歯を白くしつつ長持ちさせたい方
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせるため、1回の施術で歯の白さを実感しつつ、白さを長持ちできます。
当院の
ホワイトニングメニュー
オフィスホワイトニング
当院のオフィスホワイトニングの特徴
ホワイトニング中に
唇の美容パックができる
当院では、オフィスホワイトニング中の唇の乾燥防止、ホワイトニング剤が口の粘膜触れることによる口腔粘膜炎防止のため、専用のうるおい美容シートマスクを使用しております。ホワイトニングによる副作用を防止できるだけでなく、唇のうるおいもアップできます。
施術時間が短い
当院で使用しているオフィスホワイトニングの薬剤は、歯に塗ってから待ち時間がなく、すぐ光照射ができます。1回照射時間が約8分となります。
期間限定20%OFF開催中
現在、すべてのホワイトニングメニュー20%OFF開催中です。初回限定となりますので、ぜひ一度お試しください!
オフィスホワイトニングの流れ
カウンセリングと説明
ご希望の歯の白さ、治療期間を伺います。また、オフィスホワイトニングを行っても問題ない体の状態か、問診にて確認させていただきます。
口腔内の診査
すぐに治療が必要な虫歯や歯周病がないか歯科医師が確認します。
※治療が必要な虫歯、重度の歯周病、歯石や汚れが多い方は適切な治療を優先的に行います。
施術前の写真撮影
施術前の歯の白さを写真撮影します。
歯のクリーニング
ホワイトニング薬剤の効果が十分に発揮されるよう、表面の汚れを落としていきます。
口元専用のマスクで
うるおいアップ
当院ではオフィスホワイトニング中の口腔内、唇の乾燥を予防し、うるおいを与えるために専用シートマスクを使います。口腔内の粘膜を保護する役割もあるため、オフィスホワイトニングの副作用の1つである口腔粘膜炎を予防する効果もあります。
開口器の装着と歯ぐきの保護
開口器をつけ、歯ぐきを保護するための専用の材料を塗布していきます。
オフィスホワイトニング薬剤の塗布と光照射
白くしたいとご希望された歯に薬剤を塗っていきます。歯にオフィスホワイトニング剤を塗り、専用の光を当てていきます。当院では1回照射の施術で約20分、2回照射の施術で約35分、3回照射の施術で約45分程度の時間がかかります。光を当てている時間は音楽を聞いたりしていてもOKです。リラックスしてお過ごしください。
コーティングトリートメント剤の塗布
光照射後に、歯についているホワイトニング剤をとっていきます。その後、歯をコーティングするトリートメント剤をぬっていきます。
施術後の写真撮影
施術前と施術後で白さがどの程度アップしたか確認できるよう施術後の写真もとります。
ホワイトニング注意事項の説明
最後に、ホワイトニング後の注意事項を説明させていただき終了です。
ホームホワイトニング
当院のホームホワイトニングの特徴
ホームホワイトニングは、自宅でできるホワイトニングです。歯科医院で専用のマウスピースを作成し、専用の薬剤を買っていただきます。白くなるまで数週間かかりますが、オフィスホワイトニングより費用が安く長持ちするのが特徴です。
ホームホワイトニングのリスク・副作用
- 色ムラ
マウスピースにホワイトニングジェルを塗るため、量に差があると白さにムラが出ることがあります。 - 後戻り
ホワイトニングは、しばらく時間が経つと必ず白さが元にもどります。 長持ちさせるためには、ワインや紅茶、コーヒーなど色がつきやすい食品はさけ、ステイン(着色)をとりやすいホワイトニング歯磨き粉を使うと良いでしょう。 - 知覚過敏や歯ぐきの違和感
効果をはやく出したいからといって、決められた時間以上にホワイトニングジェルがついたマウスピースを装着してしまうと、冷たいものがしみるなどの知覚過敏症状や歯ぐきの違和感がでる可能性が高くなります。 - 吐き気
マウスピースに慣れていない方は、長時間口の中に入れていることが苦痛で吐き気が出ることがあります。 嘔吐反射がある方は事前に歯科医師に相談してください。
ホームホワイトニングの流れ
カウンセリングと説明
ホームホワイトニングの説明と、ホームホワイトニングを行っても問題ないお体の状態か確認させていただきます。
口腔内の診査
すぐに治療が必要な虫歯や歯周病がないか歯科医師が確認します。
※治療が必要な虫歯、重度の歯周病、歯石や汚れが多い方は適切な治療を優先的に行います。
歯のクリーニング
ホームホワイトニングの効果を発揮しやすくするために、歯のクリーニングをしていきます。
ホームホワイトニング用の
マウスピースの型とり
上と下の歯の型とりをします。 マウスピースができあがるのは、次の診察日となります。
マウスピースのお渡しと
ホワイトニングジェルの購入
出来上がったマウスピースをお渡しします。
ホームホワイトニングの詳しい説明をし、ホワイトニングジェルを購入していただきます。
自宅でマウスピース・
ホワイトニングジェルを用いてホワイトニング
ご自宅でホワイトニングスタートです。 ホワイトニングジェルがなくなったら、再度購入していただくことでまたホームホワイトニングができます。
ホワイトニング後の
注意事項
1.食べ物・飲み物・タバコについて
- 酸性の食べ物、飲み物
ホワイトニング直後は酸性の食べ物、飲み物はさけてください歯を保護する膜がホワイトニング剤によって一時的にはがれているため、歯が溶けやすい状態になっています。 - 色の濃い食べ物
ホワイトニング後、24時間は色の濃い食べ物をたべたり、色の濃いうがい薬を使うのはさけましょう。(着色防止) - タバコ
ホワイトニング24時間はタバコは吸わない方がよいでしょう。(着色防止)
ホワイトニング後2〜3時間は
さけてほしいもの
酸性食品 | ・柑橘系の食べ物、飲み物 ・炭酸飲料 ・酢を使った食品 ・ヨーグルト ・スポーツドリンク ・アルコール類 |
ホワイトニング後24時間は
さけてほしいもの
着色しやすい食品 | ・コーヒー ・紅茶 ・赤ワイン ・緑茶 ・ウーロン茶 ・コーラ ・トマトソース ・ビーフシチューなどのブラウンソース ・ケチャップ ・からし ・カレー ・しょう油 ・チョコレート ・ぶどう、いちご等色が濃いもの ・キムチ ・合成着色料がはいっているもの |
2. 知覚過敏について
歯が冷たいものでしみたりすることがありますが、一時的な症状です。
もし、痛みが悪化する場合はすぐご連絡ください。
3.メインテナンスについて
・ホワイトニングの効果を維持するために、定期的(3〜6ヶ月)に歯のクリーニングを受けてください。
・数ヶ月から数年で後戻りがおこりますが、タッチアップ(追加ホワイトニング)を受けることにより、効果を持続できます。
ホワイトニング
よくあるご質問
Q. 一度の通院で思い通りの白い歯になれます?
A. 思い通りの白さがどの程度かによって通院回数が変わってきます。
オフィスホワイトニングでは、1回の施術で3〜5段階ほど歯の白さがアップします。したがって、1度の通院でご希望の白さになる方もいれば、ならない方もいるでしょう。また、元の歯の色が黄ばみが強かったり、暗い場合は何回か通院しなければ行けないケースもあります。
Q. 1回ホワイトニングをすると、どのくらいの期間効果が持続しますか?
A. オフィスホワイトニングの効果はおよそ3ヶ月から6ヶ月程度です。
オフィスホワイトニングの効果はおよそ3ヶ月から6ヶ月程度、ホームホワイトニングの効果はおよそ6ヶ月から1年程度です。ただし、着色しやすいコーヒーや赤ワインをよく飲んだり、タバコを吸う方は色戻りが早いため、効果持続期間は個人差があります。
Q. 施術を受けるにあたっての注意点はありますか?
A. 下記のような注意点がいくつかあります。
治療が必要な虫歯や歯周病がある方は、治療が優先となります。ホワイトニング中、後に歯がしみる知覚過敏がおきることがあります。痛みがこわいかたは事前に歯科医師に伝えましょう。
Q. ホワイトニングができない人、できない歯はありますか?
A. 【ホワイトニングができない人】
・妊娠中や授乳中の方
・ホワイトニング薬剤でアレルギーがある方
・18歳未満の方:歯の成長が未完成であり薬剤の影響を受けやすいため
・知覚過敏がひどい、歯にひびがある方:痛みが強くでる場合がある ・無カタラーゼ症や光線アレルギーの方
A. 【ホワイトニングができない歯】
・人工的な歯:ホワイトニングによって白くなる歯は天然の歯のみです。人工的な被せ物がされている歯は白くなりませんのでご注意ください。
・神経が生きておらず黒く変色した歯:内部から黒く変色しており、通常のホワイトニングでは改善できません。ウォーキングブリーチという方法で歯の内面から漂白する必要があります。
・テトラサイクリンによる変色:テトラサイクリンという抗生物質で変色した歯は、ホワイトニングの効果がでにくいです。
Q. ホームホワイトニングの装着時間は?
A. 使うメーカーによって装着時間が異なります。
当院で使用しているティオンホームプラチナは最長2時間です。
Q. ホワイトニングはどの程度しみますか?
A. しみる程度には個人差があります。
オフィスホワイトニング施術中にしみてきたら歯科医師または歯科衛生士に伝えましょう。
Q. もしも、しみたらどうしたらいいですか?
A. すぐマウスピースをはずして、口をゆすぎましょう。
ホームホワイトニングでしみる場合はすぐマウスピースをはずして、口をゆすぎましょう。しみるのが怖い場合は、短時間装着からはじめ、徐々に時間を伸ばしていきましょう。
Q. ホワイトニングでなるべくしみないようにするためには?
A. いくつかポイントがあります。
・日頃から知覚過敏用の歯磨き粉を使いましょう。
・虫歯や歯周病が原因でしみる場合もあるので、必要な治療はすませてからホワイトニングを行いましょう。
・ホームホワイトニングがしみるのが怖い場合は、短時間装着からはじめ、徐々に時間を伸ばしていきましょう。
Q. ホームホワイトニングは何時間使用すると効果が出るの?
A. 1回の使用時間を長くしたからといってすぐ効果は発揮できません。
逆に、歯がしみる原因になるので注意してください。大事なことは、決められた装着時間で毎日ホワイトニングを行うことです。一般的にホームホワイトニングは、2週間から3週間くらいで効果ででます。
Q. なぜホワイトニング後に食事制限が必要なの?
A. ホワイトニング薬剤によって、歯の表面を保護するペリクルという膜がはがれているため着色しやすくなります。
歯の表面を保護する膜は、およそ12時間〜48時間でふたたび元に戻ります。その期間は濃い色の食べ物や飲み物をさけたほうが歯の着色を防げます。
Q. ホワイトニング歯磨き粉とホワイトニングは何が違うの?
A. ホワイトニング歯磨き粉は、あくまで歯の表面の着色汚れを落とすのみです。
いっぽうで、歯科医院でおこなうオフィスホワイトニングやホームホワイトニングは、専用の薬剤を使って歯の内部から漂白し元の歯の色よりも白くできます。
Q. ホワイトニング後にオススメの食べ物は?
A. おすすめの食べ物は下記の通りです。
クリームシチュー、クリーム系のパスタ(ひき肉とキノコのクリームパスタ、カルボナーラ等)、うどん(温玉とろろうどん、)ラーメン(豚骨、塩、鳥白湯)、フライドポテト(ケチャップはダメ)、焼き魚、唐揚げ、お吸い物などです。
料金表
オフィスホワイトニング
(歯医者で行うホワイトニング)
照射1回 | 16,500円 |
照射2回 | 26,500円 |
照射3回 | 36,500円 |
ホームホワイトニング
(自宅で行うホワイトニング)
ティオンホームプラチナ使用 マウスピース+ジェル2本分 | 27,500円 |
ジェル2本追加 | 3,300円 |
デュアルホワイトニング
(歯医者と自宅で行うホワイトニング)
ホームホワイトニング+オフィス照射1回 | 44,000円 |
ホームホワイトニング+オフィス照射2回 | 54,000円 |
ホームホワイトニング+オフィス照射3回 | 64,000円 |
ウォーキングブリーチ
(神経が死んだ歯に行うホワイトニング)
ウォーキングブリーチ | 22,000円 |